ヨーヨーは世界中でつくられ、1000種類以上が存在します。日本で今、買えるものだけでも、500種類はあるでしょう。ヨーヨーにはいろいろな特徴があり、一概にこれが一番!というものはありません。ただ、用途にあったおすすめのヨーヨーはあります。入手しやすく、価格に対して性能もよい、GIOYとしておすすめできるヨーヨーをこちらで紹介します。
ヨーヨーを触ったことも、上下させたこともないという人には、しっかり投げかたをマスターしてほしく思います。それには、遠心クラッチ機能がついた機種がおすすめです。
長所:強い回転をだせるまではスリープ(空回り)しないので、ヨーヨーが戻ってこないという心配がない。回転が落ちきるまでに戻ってくる。しっかりとした投げ方のフォームが身につく。
短所:あまりスリープが長くない。少し上級のトリックになるとやりにくい。しっかり回転させることができるようになるとクラッチが邪魔に感じる。
昔、コカコーラや、ハイパーヨーヨー(1997-1999年)のときにやっていて、スリープ(急回転)や、ブランコなどができるなら、ボールベアリングを搭載したプラスチックのヨーヨーがおすすめです。
長所:価格に対して性能が高い。固定軸や、プラスチックスプール搭載(ナイロンベアリング)のヨーヨーに比べ圧倒的にスリープ時間が長い。
短所:ストリングのこまめな交換や、パッドの交換が必要。金属リムやフルメタルヨーヨーほどはスリープしない。
ある程度、トリックができるようになってきて、ブレインツイスターや、トラピーズが安定してきたら、今主流のバインド設定のヨーヨーを使うとまた新しい世界が広がります。
長所:引き戻し設定に比べてさらに長く回る。ギャップが広くヨーヨーをストリングにのせたときにロスが少ないので、長時間トリックができる。
短所:引いても戻ってこない。バインドがしっかりできないうちは扱いにくい。
バインドもできるようになれば、後はどんなヨーヨーでも使いこなせます。
長所:圧倒的に回る。世界記録は20分以上。回転時の安定感は抜群。いろいろなデザイン、サイズ、カラーがあり自分の好きなものが選べる。
短所:5000~20000円ほどする値段。金属が外周部分についている(もしくは金属製)なので、むちゃなことをしたときに体に当たると痛い。(大ケガをすることは滅多にありませんが、やはり当たれば痛いです)
ルーピングトリックがやりやすいヨーヨーは、ストリングトリック用のヨーヨーとはまったくことなります。ルーピング専用機種を用意しましょう。
オフストリングヨーヨーもかなり特殊で、普通のヨーヨーでも無理にやればできますが、まったくおすすめできません。専用の機種を用意した方がいいでしょう。
オフストリングと違い、カウンターウエイトは普通の1Aヨーヨー(ストリングトリック用)なら問題ありません。落とす可能性があるので、最初は、プラスチックヨーヨーや外周がゴムのほうがヨーヨーや床を傷つけなくてすむのでいいかもしれません。
以下では、最初からカウンターウエイト(おもり)が付属しているヨーヨーを紹介します。
どんなストリングトリック用のヨーヨーでもOKです。最初は2つが同じヨーヨーである必要すらありません。ただ、2つのヨーヨーがガンガンぶつかりますので、最初は、プラスチックのヨーヨーをつかったほうがよいかもしれません。(バインドでも、引き戻しでも好きなほうでいいと思います)
(2013.7.30 更新)