大会・競技会
ヨーヨーの競技は、大きく分けて2種類あります。与えられた課題のトリック行う「規定トリック競技」と決められた時間内で自由に演技を行う「フリースタイル」です。昨今では、「フリースタイル」が主流・人気になっています。
通常、3分間のフリースタイル(自由演技)を行い、技術点、芸術点の総合で競います。フリースタイルの中でもいろいろなスタイルがあり、部門も1Aから5Aの技術部門や、AP(アーティスティックパフォーマンス)部門、チーム部門などが開催されています。
「世界大会」を頂点に多くの国で「全国大会」が開催され、日本では、その全国大会に挑戦するための足がかりに「地区大会」があります。
日本ヨーヨー連盟(JYYF)が公式の地区大会・全国大会を主催しており、それ以外にも、有志が主催する「独立大会」や、バンダイが主催する「ハイパーヨーヨー」の大会があります。
世界大会 (World Yo-Yo Contest)
1992年から毎年アメリカで開催されています。2000年からは毎年、フロリダのオーランドで開催されており、競技ヨーヨーの頂点を決める大会として認知されています。通常、20カ国以上からの参加があります。
アジア太平洋大会(Asia-Pacific Yo-Yo Championships)
2003年から、シンガポールやマレーシアなどで、アジア太平洋大会が行われています。シンガポールにあるヨーヨー組織「スピンワークス」によって開催されています。毎年、日本からも多くの参加があり、アジア諸国の選手たちと交流を深めています。
全国大会(Japan National Yo-Yo Contest)
1999年から、有志による競技会「UTYJヨーヨーコンペティション」として始まり、2003年より「ジャパンナショナルヨーヨーコンテス ト」と名前を変え毎年開催されてきました。公式の全国大会として、多くの選手が毎年参加しています。通称「JN」。「一般社団法人 日本ヨーヨー連盟」が主催しています。
国内公式地区大会(Japan Yo-Yo League)
全国大会(JN)の出場権をかけて、地区大会が毎年、冬から春にかけて複数箇所で開催されています。地区大会の上位選手のみが、全国大会への出場権を獲得できます。
独立大会
有志のヨーヨーファンが日本各地でいろいろなヨーヨーの大会を開催しています。各大会、公式大会にはない独自の趣向を凝らした大会を主催しています。
- 44CLASH(フォーティー・フォー・クラッシュ)
- yo-style kyusyu(ヨースタイル九州)
- KYYC(関西ヨーヨーカーニバル)
- セントラル千葉ヨーヨーコンテスト
- All in One.
- 岡山ヨーヨーコンテスト
- スピンギアカップ
- yoyosatisfaction
- ヨーヨーアイランドフェスティバル
ハイパーヨーヨーの大会
バンダイが小中学生を対象にヨーヨーの大会「スピナーズカップ」を開催しています。競技の種類はさまざまです。使用できるヨーヨーは「ハイパーヨーヨーシリーズ」のみです。
ほかの国の全国大会(National Contests)
世界中でヨーヨーの競技会が開催されています。全国大会がある国を以下で紹介します。まだ、把握できていないだけで、大会がある国、選手がいる国はほかにも多くあります。
アジア・オセアニア
- 韓国
- 中国本土
- 香港
- マカオ
- 台湾
- シンガポール
- マレーシア
- タイ
- インドネシア
- フィリピン
- ブルネイ
- オーストラリア
北米・中米・南米
- アメリカ合衆国 (National Yo-Yo Contest by AYYA/NYYL)
- カナダ
- メキシコ
- ブラジル
ヨーロッパ
- イギリス
- ドイツ (German Yo-Yo Master) by GYYA
- フランス
- スペイン (Spanish Yoyo Nationals 2011: Campeonato de España de Yoyo 2011)
- イタリア
- チェコ
- ポーランド
- ロシア
- ハンガリー
- スイス
- フィンランド
- オーストリア
- スロバキア
- ギリシャ (Greek Yo-Yo Contest: GrYYC)
- ブルガリア(BULGARIAN YO-YO CONTEST)
- (トルコ)
- (リヒテンシュタイン)
アフリカ
- (南アフリカ)
カッコは全国大会があるか、(GIOY的に)確認がとれていない国です。