UTYJヨーヨーコンペティションvol.04

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X部門フリースタイル採点基準

X部門の採点は、技術点、演技点の2つに分けて採点される。

技術点(総配点中70%。クリッカーで採点される)

技術点はラウンドロビンジャッジングで採点される。
技術点は、十分「エクストリームである」と認められたトリックが完成した際に加算される(1ハンドのストリングプレイ、2ハンドのルーピングプレイなど、従来のスタイルのトリックはエクストリームトリックの構成要素となっている場合を除き、「エクストリームである」とは認められない)。
追加点は以下の基準で与えられる。
-トリックもしくはトリック要素の難易度
-トリックもしくはトリック要素のオリジナリティ
-トリックもしくはトリック要素の完成度
-トリックもしくはトリック要素の「エクストリーム」性
(この場合の「トリック」とは、トリック、コンボ、リジェネレーション、変化を指す)
ジャッジは、トリックが完成した時点で加点する。トリックが完成しなかった場合(ドロップ、ワインダーなど)は加点も減点もすべきではない。
完成したトリックが再度行われても加点されない。
減点はない。

演技点(総配点中30%)

演技点は各10%ごとの3つの要素に分配される。
演技点はプレイヤーではない3人のジャッジによって採点される。
演技点は各プレイヤーのプレイが終了した時に採点される。
各採点要素は
1.構成(10%) - 芸術性、イメージ、ストーリー性、音楽、服装、振り付け、流動性、強調
2.存在感(10%) - 観客へのアピール、表現、ヨーヨー操作や体の動きの優雅さ
3.スタイル(10%) - 各スタイルの技術のアピール、高度なエクストリームトリックの数、複数のスタイルの融合、スタイルの切り替えのスムーズさ等
スタイル点はプレイされたスタイルの数ではなく、プレイされたスタイルの修得力が基準となる。

ジャッジの決定は最終である。

フリースタイルの最終的な得点は

  1. すべての点数を平均化する
  2. 各プレイヤーの得点のうち、一番高いものと低いものを切り捨てる。
  3. 最終的な点数は技術点(70%)と演技点(30%)の合計となる。

ラウンドロビンジャッジング

ラウンドロビンジャッジングとは、採点を、現在演技している以外のプレイヤー達自身で行うシステムである。
プレイの順序はランダムで、プレイしているプレイヤーと、その次の番の待機しているプレイヤーを除いた8人のプレイヤーで採点を行う。