フリースタイルの採点方法
「テクニック」
2つのクリッカー(カチャカチャ)を加点と減点に対応させ、フリースタイル中にクリックする。
加点クリッカー
「難易度点」(1トリックに対し)
0p・・・基本的なトリック(バンダイオフィシャルトリッククラス)
(例)AA・・・Wループ、Wノーマルアラウンド、ミルク
A・・・ムーンサルト、WorN、簡単なループ系、簡単なリジェネ、ブレインツイスター、
ピンホイール、スプリット・ジ・アトム、
X・・・フォワード・パス・マウント、フリーハンド時の通常ストリングプレイ。
AAAのWスリープ、の片方が普通のスリープでからみが無いとき
1p・・・低難度基本トリック(THPJトリッククラス)
(例)AA・・・Wシュート、Wパンチ、アウトサイド、ワーリー、
A・・・ローラーコースター、ビハインドトラピーズ、ワンハンドトラピーズ、
X・・・基本的なオフスト、フリーハンド等
2p・・・中難度のトリック(99年世界大会の上級トリック)
(例)AA・・・バリアブル、クリオネ、アラウンドのバーティカル止め、ファンテン、ブレスト
A・・・イーライズ・ホップ、マッハ5、スーパーバウンスのコンボ
X・・・ヴァーティカルボヨンボヨン、バウンスフリーハンド等
3p・・・高難度のトリック(UTYJ01、02の上級トリッククラス)
(例)AA・・・デビルウィング、サブマリン、基本のかけ系、
A・・・ポッピン・フレッシュ、クイジボ、ナンダカンダ(世界規定クラス)
X・・・ソロハム(投げ出し完了まで)、オフ・ポッピン、ヘディング
4p・・・超難度のトリック(2000年世界、全米上級トリッククラス)
(例)AA・・・高難度のかけ系、クルクルミルク、ループ
A・・・エクストリームストリングプレイ(XSP)
X・・・ソロハムのトリック、AB、OSジャイロスコーピックフロップ
5p・・・4pの発展系の場合
「オリジナル点」(1トリックに対し)
既成のトリックの発展系+1p、新しいトリック+2p、全く新しい流れ(スタイル)のトリック+3p
「付加点」
客がどよめいた場合 +1p
難トリックをつないだリジェネ、または、超ロングスリープ +1p
1トリックに対し・・・難易度(0〜5p)+オリジナル(0〜3p)+付加(0〜2p)=0〜10p
最高、1トリック10点の加点が得られることになる。
減点クリッカー
ミスに対する減点
AA・・・1ビラ −1p 1ワインダー −2p
A・・・トラピーズミス −1p ワインダー −2p
X・・・1落ち、ワインダーに対し −1p
見苦しい、不快な動き(首傾げ股開きアラウンド等) −1p
ワインダーとは(ヨーヨーが自力で戻ってこれなくなり、人の手で巻き上げなくてはならなくなったときのことをさす)
正しくは「デッド状態」
フリースタイル後につける点(印象点)
「構成」Make Compose +10p
曲の音、歌詞を踏まえた動きがあったか(コーリアグラフ)
フリースタイル全体の印象、山場、波、強弱等(フリュイディティ)
「パフォーマンス」Performance +10p
曲、衣装、動き等が統一のイメージの元にあるか、ストーリー性(ショーマンシップ)
観客に対する、求注目行動、客を意識してフリースタイルをしていたか(アピール)
「新しさ」Newness +10p(Xは+30p)
A、AA・・・
スタイルや、曲、見せ方等、トリックを除いた新しさ、新鮮さ(オリジナリティ)
このほか、ジャッジが、評価したいものがあれば、加点できる(???)
X・・・
曲、見せ方等、トリックを除いた新しさ、新鮮さ(オリジナリティ)
新しいスタイルはあったらか(ニュースタイル)
多芸性、スタイルの数や、組み合わせ方、つなぎ方(フュージョン)
配点バランス
A、AA・・・テクニック点 70% 印象点 30%
X・・・テクニック点 55% 印象点 45%
ここにある、例は目安であり、基本的に、ジャッジの判断にゆだねられる。