2001 JYYA Yo-Yo Contest |
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ヨーヨーフリースタイル部門 ( A部門、AA部門、X部門 )
使用音楽に関して
全ての競技者は自分で選んだ音楽に合わせて3分間のフリースタイル演技をする。
音楽がスタートした瞬間から3分をカウントする。
音楽が始まる前の、もしくは3分のカットアウト後のトリックは、採点の対象としない。
音楽は、全ての観客に、適するものでなければならない。
不適当な音楽(わいせつな歌詞等)を使用した競技者は失格とする。
もし、競技者が、自分の音楽が適当なものかどうか自信が無ければ、ジャッジがそれを聴き、確認することができる。
音楽は、CD(CD−Rも可)、MDのみとする。CD−RW、MDLP、カセットテープは受け付けない。
音楽は1トラック内に収めなければならない。複数のトラックにまたがったり、複数のメディアにまたがるものは受け付けない。
全ての音楽は、トラックナンバーと競技者名をシールなどを利用し、明記しておかなければならない。
全ての競技者の動きは、観客・会場施設そして競技者自身の安全を、保証しなければならない。
ジャッジは危険な行為をした競技者を失格にすることができる。
音楽はオーディオプレイヤーが3分(180秒)を表示した時点で、カットアウトする。
3分に満たない音楽トラックの場合は、1トラックを再生し終えた時点で終了とする。
ディスクの傷、オーディオ係のミスなどにより、音楽が3分に満たないうちに停止した場合、
スコアを継続したまま、音楽が止まった箇所からの再スタート、もしくは、
その部門の最後に再審査をうけることができる。
使用ヨーヨーについて
ヨーヨーのメーカー、種類、パーツ交換、メンテナンス、改造に、制限はない。
観客、会場施設、競技者自身の安全が脅かされる改造、ヨーヨーを使用した場合、
ジャッジはその場で競技者を失格にすることができる。
ストリングは、市販のものを使用しなければならない。
演技中にストリングが切れるなどしてヨーヨーが観客席に飛び込み、
観客の危険を脅かした場合、その時点で演技を停止し失格とする場合がある。
部門と使用ヨーヨー数に関して
A部門(シングルエー部門)
1個のヨーヨーのみを使用し、
ストリングプレイを中心に構成される部門。
AA部門(ダブルエー部門)
2個のヨーヨーを同時に使用し、
ルーピングプレイを中心に構成される部門。
X部門(エクストリーム部門)
A、AA部門に属さない全てのスタイルの部門。
その部門に属さないスタイルを競技者が演技した場合は、
その部分は加点対象として審査されない。(減点対象としては審査される。)
ヨーヨーの絡まり、構成上の都合などによる交換の場合でのみ、複数のヨーヨーを規定数以上使うことはできる。
(同時には、A部門で1個、AA部門で2個しか使ってはいけない。)
予選について
A部門、X部門
参加者が15人以下の場合は、全員決勝進出とする。
16人以上の参加者があった場合は、予選を行い10人にしぼる。
AA部門
参加者が20人以下の場合は、全員決勝進出とする。
21人以上の参加者があった場合は、予選を行い15人にしぼる。
予選は1分間(60秒)のフリースタイルで行う。
技術点のみを競い、パフォーマンス点は採点対象としない。
A、AA、X部門のフリースタイル採点ルール
A、AA、Xのフリースタイルの点は、「技術点」と「パフォーマンス点」の2つの要素の合計から成り立つ。
「技術点」
技術点は、2つのクリッカー(数取り器)の加点と減点の和をもとにする。
加点対象
上級レベルのトリックが成功した場合に加点される。加点は「技術要素」毎で加点される。
例: ストリングヒット(トラピーズ、バウンス等)、ポップ(跳ね上げ等)、ラップ(掛け系等)、
トランジション(変形等)、リジェネレーション、リリースキャッチ(スーサイド系)、
ウィップキャッチ(アイアンウィップ系)、そのほか、ヨーヨーの巧みな動き。
追加点の対象:難易度、オリジナリティ、長スリープでの連続トリック、巧みで壮大な動き。
同じトリックは2度目以降は加点されない。しかし、超高難易度のトリック、もしくは、
異なるトリック(コンボ)内での「技術要素」はジャッジの判断によって2度目でも加点しても良い。
3分間のフリースタイルの前もしくは後のトリックやアピールは、加点されない。
減点対象
明からなトリックミス、コントロールのロス、ワインダー等。
ストリングが絡まる等、やむをえず別のヨーヨーに交換する場合は減点とみなす。
技術点は、競技者の総合点の70%を占める。
「パフォーマンス点」
フリースタイルの構成のパフォーマンス要素に対し、各ジャッジは30点満点で採点する。
前年の全国大会、世界大会の勝者クラスが、20点を超えない程度を基準とし採点する。
もし30点を超えるべき競技者がいた場合は30点を超えて採点しても良い。
例:
パフォーマンス要素がない構成 0点
意識のないパフォーマンス 1〜5点
意識はあるが未熟なパフォーマンス 6〜10点
意識されているパフォーマンス 11〜15点
世界・全国優勝クラスのパフォーマンス 16〜20点
ショーとして成り立つパフォーマンス 21〜25点
世界的な一流のパフォーマー(サルティンバンコ・シルクドソレイユ)クラスのパフォーマンス 26点〜
上級のトリック要素が行われている間のみを対象とするが、以下のようなことは、その制限下ではない。
ステージ上での存在感、振り付け(コーリアグラフィ)、雄大さ、コントロールやラインの優雅さ、
巧みなヨーヨーの動きの完成度、オリジナリティ、動き(ヨーヨーの動きの広さ)等。
上級のトリックが行われている間ではないエンターテインメント性のあるアピールや
パフォーマンス要素に対する観客の反応に対し、パフォーマンス点は加算されるべきではない。
「最終得点」
技術点は標準化(ノーマライズ・平均化、ジャッジ間の採点バランスの差をなくし、ジャッジ間の不公平をなくす。)され、
競技者の得点となる。
ジャッジが6人以上いる場合のみ、各競技者の各項目に対し、最大と最小の点をつけたジャッジの採点を切り捨てにする。
同点の場合は、以下をベースに順序づける。技術点、パフォーマンス点の順。
それでも、同点の場合は、ジャッジがふさわしい案を提案できる。もしくは、同点を宣言することができる。
この採点方法はガイドラインであって、各ジャッジがそれぞれのジャッジとしての信条に基づき自信を持って、
競技者に対し公平、正当に審査、採点していれば、このルールに絶対対応しなくても良い。
ジャッジの決定は、絶対であり、最終決定である。懇願等は認められない。